家の購入のやりとりを通して、失敗から学んだこと

■ はじめに
昨日、ひとつ残念なことがあった。家を買おうとして悩んだあげく決断するところまでいったのだが、あとからでてきた他の人にとられてしまったのだ。

残念だったが、不動産屋とのやりとりを通して「感情コントロール、仕事の仕方、コミュニケーション」の面で今後の人生や仕事のためにいい勉強になったのでシェアしたいと思う。

■ 出来事と感じたこと
家の内見にいって価格交渉をしていた。 https://youtu.be/mst8ofyBRco

価格交渉や検討をしながらも他の人にとられないかを気にして優先順をとれるかをきいていた。

そのために指示にしたがって申込書まで書き、その日のうちに購入の意思まで示した。

翌朝、「他の人に売れてしまいました」と連絡を受けた。

僕は「まあ仕方ないか」と思いながらも、少しイラッとして、「わかりました」と伝えて電話をきった。

僕はこの日、それについて考えていた。

仕方ない部分はある。

だけど、あの不動産屋に僕は何を求めていたのか。

最初モヤモヤしていたがその後考えてわかったのは「重要な一言を先に言っておいてほしかった」ということだ。

「値段交渉の場合、申込順に関係なく売主さんが決断し正式に契約にいたるまでは高い金額の人を選んでしまう可能性があります。」

もしもこの一言が最初にあれば、僕のその後の動きも心構えも随分かわったように思う。

そうした目線で自分をふりかえってみると自分もこれができていない。

大事な一言をおさえておかないといけない。相手に応じて大事なポイントはどこかを見極めなければならない。あとから付け加えではなく最初に伝えないといけない。

■ コミュニケーションについて
このことをきっかけに人とのコミュニケーションについて考えていた。

母親との電話で、話が通じなかったため母親が最後にイラッとしてぶちっと電話をきった。

僕はすかさずLINEで伝えた。「そういうのやめた方がいいよ、相手イラッとしてるから」

どんな気持ちでいたとしても最後は笑顔で自然に切った方がいい。もしそういうつもりでなかったとしても相手にそう思わせてはいけない。

人を見送るときと同じだ。父親に「相手がみえなくなるまで見遅るようにするといい」と教えられた。電話もぶちっと切らない。LINEの返信でもお礼や謝罪はとくに意識して伝える。

僕はおくってはみたが「どうせ既読とついて返信こないだろうな」と思った。

人間、人から指摘されるとイラッとして返事をしなくなるからだ。母親とのやりとりでも今までそんなことが何度もあった。

しかし、母親はそのあと「ごめん」と返してきた。僕は感動した。

■ 生き方
返事をよくするべきだ。人が何かしてくれたらお礼を、自分が間違ったり指摘されたら謝罪を、これらを当たり前にできるようにならなければならない。これらは感情やプライドがあるとできない場合が多い。

何かを教えられたとき、指摘されたとき、期待とは逆の返答だったりめんどくさいと感じたとき、人は返事をしなくなる。でもこういうときこそ特に意識して「はい!」と返事をすべきだ。なんなら「はい!ありがとうございます!」と言えるともっといい。

自分が嫌な状況のときほどいかに大事なことをちゃんとやれるかが大事だ。僕も朝、「仕方ないな」と思いながらイラッとしてできなかったので、先ほどすぐにお礼のLINEを送った。(ちなみにそれへの返信は24時間以上たった今もまだないし既読すらつかない。その後返信がきたがこういう返事はやはりなるべく早くほしいものだ。)

いろんな人とのLINEのやりとりを見返してみると、自分は大事な一言がいえていない。

・今日よろしくお願いします。
・今日ありがとうございます。迎えにいきましょうか?
・新しい仕事、必ずうまくいくからがんばれ!いつでもなんでも手伝いたいから声かけてな!
・幹事大変だろうからかわりにお店予約しとこうか?
・恵方巻きありがとね!おいしかった!
・返信できてなくてごめん!
・久々ご飯いくー?
・年賀状かえすのさぼってしまいました!ごめんなさい!

できてないことばかりだったから、そっこーでおくっていきたい。

■ おわりに
勉強や仕事の能力よりもこういう簡単なことの方がはるかに大事だ。ネット起業も他の何をするにしても、その活動を通してノウハウを学ぶだけに終わらず自分の生き方や人間的な魅力を総合的に高めていくつもりで取り組んでいきたいものだ。

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