不毛地帯の壱岐正の生き方に学ぶ

最近、久々に不毛地帯というドラマをみています。

15年ほど前にみていたドラマです。僕は唐沢寿明さんが好きで、そのなかでも「白い巨塔」と「不毛地帯」が好きです。

若い頃は白い巨塔がほんとに好きだったのですが、今はこの不毛地帯が好きです。

若い頃はエリートを目指していたのが、歳をとって自分の能力のなさを痛感させられ、そんななかでもこれからどのような人生にしたいか、何のために生きるかに心境がうつっていったのだと思います。

このドラマの主人公である壱岐正は瀬島龍三という実在の人物をモデルとしていますが、あくまでドラマはフィクションであり僕は実在の瀬島龍三については知りません。あくまでフィクションとしての人物である壱岐正に憧れをもっています。彼は、陸軍士官学校を主席で卒業し、史上最年少で陸軍大本営の参謀として国の中枢として戦争の作戦をたてました。

敗戦後、本来はその必要はなかったのに、自らの責任感と負傷した仲間を助けるためにシベリアに留まり、11年間シベリア抑留されました。

帰国後は自分のたてた作戦によってたくさんの将校を死なせてしまったことの後悔から、

防衛庁からの誘いを断り、商社に勤めることになります。46歳で入って最初は他から時代おくれの元軍人と揶揄されながらも、その才覚によって成果を上げます。

自社の利益をあげること、お国のためにどのように貢献できているかに葛藤しながらも、会社を発展させたり、最後は石油事業で日本の国益に貢献します。

まだまだやれるところで身をひき、その後は、シベリア抑留者のさくふう会の活動をしたり、遺骨を日本にもどしてあげたいというところでドラマが終わります。

壱岐正は自分の贅沢や名誉のためでなく、会社のため、国のため、シベリア抑留者の会のために尽力しました。

業績をあげたり人望を得たりして結果としてお金は得ましたが。

僕も、自分の仕事をがんばりつつも、いかに人の役にたてるか、社会のために貢献できるかを考えながらやっていきたいと思います。

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