僕は昔、自己投資のためにお金を使ってしまい、貯金がほぼありませんでした。
最初はそれでいいと思っていましたが、なかなか成果を出せず、そして年齢だけをとってくるとだんだん焦ってきて、
「理想はあるけど、やっぱり最低限の貯金はしないとな」と思うようになりました。
そこで今日はそのときに先生が教えてくれた「収入の○割を絶対に貯金しろ」という話についてかきたいと思います。
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生きているとお金を手にしますよね。
これは社会人に限らず、子どもであってもそうです。
先日、僕の生徒が5万円のお年玉をもらっていました。
おこづかいもあると思います。
僕は1割を貯金箱か何かに貯金するようにいいました。
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昔の、今でもよく覚えているエピソードを話したいと思います。
お祭りで1000円ほどもらってでかけました。スーパーボールすくいをやったり、焼き鳥を買って食べたりしました。
「楽しかったー」と思って、家にかえると父親にきかれました。
「いくら残った?」
「え?全部使った。1円も残ってない。」
そしたら父親が言いました。
「手にしたお金は少しでも残すようにしなさい。それが金額が少なくてもいいから。」
僕はなるほどなーと思いました。
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福井出身の僕は、親から貯金が大事といわれて、社会人の最初の頃は貯金をがんばっていました。
でも医学部受験をしたときに、そのお金は一瞬でなくなりました。
それよりも驚いたのは、お金がなくなったあとに何も残っていなかったことです。
僕はお金を貯めるのは大変だけど、なくなるときは一瞬でそのあと何も残らないことを知って、
それ以来はお金を使って、自分を磨いて、そして何倍にもしてとりかえすという思考回路をもちました。
贅沢をするのではありません。
本を買ったり、人から習ったり、パソコンなどの仕事道具を買ったり、いろいろな経験にお金を払ったり。
とにかく自己投資にお金をかけました。
それでうまくいく人はいいのですが、当時の僕は能力がなかったのもあって、うまくとりかえすことができませんでした。
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年齢をかさねるにつれて、「さすがに少しは貯金しなきゃな」と思うようになりました。
お金のセミナーで勉強をしたときに、先生が会場の人たちにむかっていいました。
みんなお金に対して意識が高い人たちのはずです。
そんな人たちに向かってこう言ったのです。
「みなさん、今まであなたが手にした収入のうち、たった1割でも手元に残っていたらうれしくありませんか?」
僕は「たしかに」と思いました。会場の人たちもそう思ったと思います。
僕は「収入の1割なら、ちょっとがんばれば簡単にできそうだな」と思いました。
もちろんあのときの僕とちがって計画的に貯金できている人もいると思います。
だけど昔の僕のように、できていない人も多いことでしょう。
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今、僕は手にしたお金の1割は最低でも残すようにしています。
僕は貯金があまり好きではありません。どんどん使って成長していきたいと思っています。
本も買いまくりますし、何十万円もする教材も買ったりします。
だけど、全部は絶対に使わない。
そして貯金が少しずつでも増えていくように努力しています。
生きていると出費がいろいろかさみます。大変ですよね。
それでも仕事をがんばって、少しずつでも増えていくようにしてます。
それを意識して続けていたら、今は少しずつですが貯金がたまってきました。
「収入の1割は必ず残す」ことを、あなたも実践してみてください。
最初は大変かもしれません。でもこれをやるとすぐにたまっていきますよ!
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